石橋を叩きすぎると渡れなくなる。

「石橋を叩いて渡る」ということわざがある。
調べてみると
ひどく用心深く物ごとをすることのたとえ
と書いてある。(小学館 新選国語辞典 第八版より)
わたしは休みにどこか遠くに行きたいと思い、その交通費を稼ぐために働きたいと思った。
しかし、面接をするといっても何か予定が入ってしまうのではないかと不安に思い何度も諦めた。
仮に働いたとして働いたあとで何かあるのではないかと思い全く前に進もうとしなかった。
この段階で石橋を叩いている状態だ。
そして今月の上旬。ついにわたしはその石橋を渡ろうとした。
だが、カレンダーを見て石橋を渡るのを止めた。
このことを父親に相談してみたところ
「石橋を叩きすぎて渡れなくなっているんじゃない?」
と言われた。
つまり、ずっと叩いていたせいで石橋がヒビだらけになっていたのだ。
これに気づいた瞬間唖然とした。
考え続けた結果がこれかと。
だが、もうじき6月も終わり。若干キリがよくなってきたのでそろそろ行動を起こしてみようと思う。